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学研 牧の台教室

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2021-01-19 (Tue)  08:47

これからの英語の評価はどうなる?

この春から,中学校で新しい学習指導要領が実施されます。それに伴って変わる学習評価の観点と,具体的な評価方法についてお知らせします。
新しい評価の観点は,「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点です。
まず,知識・技能を身につけること。そのうえで,その知識・技能を使って思考し,判断し,適切な場面で適切に表現できること。さらに,主体的に学習に取り組み,新たな興味や課題を見つけて前へ進んでいく態度。
この3観点は,どれも英語学習には欠かせない要素であると言えます。

では,実際にこれらの観点をどのように評価していくのでしょうか。

①「ペーパーテスト」だけではない!
今後重視されるのが「パフォーマンステスト」と「活動の観察」です。
パフォーマンステストでは,英語で発表するなどの実技力が評価されます。発話内容はもちろんのこと,スピードやアイコンタクトなど,相手に伝わるかどうかを考えて話す態度面も評価対象になります。
また,活動の観察では,普段の授業のやり取りや発表,ワークシートなどの活動も併せて評価されます。
つまり,ペーパーテストで高得点を取ったとしても,普段の授業態度や実践力によっては,高評価につながらない可能性があるのです。

②4技能5領域をバランスよく評価!
「聞くこと」「話すこと(やり取り・発表)」「読むこと」「書くこと」の4技能5領域が均等に評価されるようになることもポイントです。例えば,読み書きが得意でも,聞き取りや発話が苦手であれば,高評価にはつながりません。どの技能も等しく伸ばしていくことが大切なのです。

③「自己把握力」を評価!
3観点のうち「主体的に学習に取り組む態度」については,単に積極的に発言するなどの,性格や行動面の傾向を評価するということではありません。「自らの学習状況を把握し,学習の進め方について試行錯誤するなど,自らの学習を調整しながら,学ぼうとしているかどうかを評価する」とされています。
つまり,それぞれの子が自分を理解・把握し,自分なりに前に進もうとしている態度が評価されるのです。

上記の評価方法の変更に伴い,学研教室の中学英語教材もリニューアルされます。
具体的には,別途記載します。

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最終更新日 : 2021-01-19

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