せっかくのGWですが,中学生は中間テスト目前ですね。
中学生以上で,勉強はしているのになかなか成績が上がらないというお子さん。
特に,ちゃんとテスト前に2週間の勉強期間をとって,問題集を2周以上こなしているのに,テストになるとなかなか点数がとれないというお子さん,いらっしゃると思います。
既に勉強の「形」自体は出来上がっているんですよね。
あとは「意識」の問題かと思うんです。
なかなか伝えるのが難しい話なので,自分が勉強している時の頭の中を分析し,下のような図を作ってみました。

一般的な中学生が「勉強している」というのは,上の図でいうとグレーの〇の部分なんですよね。
問題集を解いたり,暗記をしたり・・・。
でも成績がいいお子さん,特に自分で勉強が進められるお子さんは,赤色の→を無意識にやっていると思うんです。
つまり,今目の前にある問題だけではなくて,そこから本質(上の赤い□の部分)をつかむ。
分かりやすく言うと,
いくつか問題を解いたり,物事を覚えたりしたら,そこから共通点を見つけ一般化する。
「これってつまりこういうことだよね~」と抽象化する。
これができたら強いんです。
本質(上の赤い□)をつかめたら,自分が解いたことがない問われ方をしても対応することができます。
また仮に習っていないことが出ても,推測することができます。
つまり水色の→の部分が利点です。
例えば分かりやすく地理でお話してみましょう。
ある地域の農産物・工業などを覚えているとします(グレーの〇)。
単に覚えるのは苦痛でしかありません。
なので,そこから共通点を見つけ出し,「つまりこの地域はこういう特徴があるから,こういう農産物がよく採れるんだな~」という法則(赤い□)を見つける。
それがつかめたら,他の農産物もその法則にのっとっているはずなので,ただの暗記ではなくなり覚えやすいんです。
もちろん,法則にのっとらない「例外」もあります。それはそれで「例外」として覚えればいいので,印象に残りやすくなります。
さらに,ここからは高等テクですが,「この農産物はたしか他の地域でも収穫量が多かったな~」と思い出す作業をするのです。
きちんと思い出せなかったら,曖昧にせず,教科書等で調べ直す。
それが「別の仲間を探す(赤い→)」です。
そうすることで,他の地域のことも思い出せますし,また頭の中でその作業をすることで,その記憶が定着しやすくなります。
これは社会や理科に限ったことではなく,5教科すべてに使えます。
小学生までの勉強はグレーの〇の部分だけでよかったのが,中学生になるとなるべく「つまりこれってこういうことだよね~(赤い→)」を意識して勉強することが大切だと思います。
中学生以上で,勉強はしているのになかなか成績が上がらないというお子さん。
特に,ちゃんとテスト前に2週間の勉強期間をとって,問題集を2周以上こなしているのに,テストになるとなかなか点数がとれないというお子さん,いらっしゃると思います。
既に勉強の「形」自体は出来上がっているんですよね。
あとは「意識」の問題かと思うんです。
なかなか伝えるのが難しい話なので,自分が勉強している時の頭の中を分析し,下のような図を作ってみました。

一般的な中学生が「勉強している」というのは,上の図でいうとグレーの〇の部分なんですよね。
問題集を解いたり,暗記をしたり・・・。
でも成績がいいお子さん,特に自分で勉強が進められるお子さんは,赤色の→を無意識にやっていると思うんです。
つまり,今目の前にある問題だけではなくて,そこから本質(上の赤い□の部分)をつかむ。
分かりやすく言うと,
いくつか問題を解いたり,物事を覚えたりしたら,そこから共通点を見つけ一般化する。
「これってつまりこういうことだよね~」と抽象化する。
これができたら強いんです。
本質(上の赤い□)をつかめたら,自分が解いたことがない問われ方をしても対応することができます。
また仮に習っていないことが出ても,推測することができます。
つまり水色の→の部分が利点です。
例えば分かりやすく地理でお話してみましょう。
ある地域の農産物・工業などを覚えているとします(グレーの〇)。
単に覚えるのは苦痛でしかありません。
なので,そこから共通点を見つけ出し,「つまりこの地域はこういう特徴があるから,こういう農産物がよく採れるんだな~」という法則(赤い□)を見つける。
それがつかめたら,他の農産物もその法則にのっとっているはずなので,ただの暗記ではなくなり覚えやすいんです。
もちろん,法則にのっとらない「例外」もあります。それはそれで「例外」として覚えればいいので,印象に残りやすくなります。
さらに,ここからは高等テクですが,「この農産物はたしか他の地域でも収穫量が多かったな~」と思い出す作業をするのです。
きちんと思い出せなかったら,曖昧にせず,教科書等で調べ直す。
それが「別の仲間を探す(赤い→)」です。
そうすることで,他の地域のことも思い出せますし,また頭の中でその作業をすることで,その記憶が定着しやすくなります。
これは社会や理科に限ったことではなく,5教科すべてに使えます。
小学生までの勉強はグレーの〇の部分だけでよかったのが,中学生になるとなるべく「つまりこれってこういうことだよね~(赤い→)」を意識して勉強することが大切だと思います。
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最終更新日 : 2023-05-09