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学研 牧の台教室

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2020-01-26 (Sun)  14:32

読解力の高い子が「国語なんか勉強したことありません!」という理由

手前味噌ですが,我が家の高校1年生の娘は,昔から国語(特に読解問題)が得意です。
ですので,国語の勉強に時間をさいたことがありません。
今は高校生ですので,古文や漢文の勉強はもちろん必要ですが,高校受験の際は国語の問題集すら買いませんでした。
受験校の過去問を解いて,出題の傾向をつかんだぐらいでしょうか。

読解問題が得意な理由はただ1つ。昔から読書が大好きだからです。
国語の勉強が必要ない,というのは,英語・数学・理科・社会・・・とたくさんの科目を勉強しなければならない中高生にとって,時間的にかなり有利です。
逆に,国語に時間を割かなければならないのは,非常にもったいないとも言えますね。

当教室では,「読書が大好き!」というお子さんはほんの数人で,「本なんか嫌い!読まない!」というお子さんが多いです。
男の子が多いせいもあるかも知れません。
そんなお子さんたちが,少しでも文章に触れられるようにと,教室では読解問題(発展問題)に取り組ませて,読解のコツや答え方のコツを指導しています。
「答え方のコツ」というのは,ある程度勉強が必要です(例えば,理由を聞かれたら「~から」と答える,抜き出す際は句読点も正しく抜き出す・・・などいろいろあります)。
ですが「読解のコツ」なんて本来ないんですよ。
ですから,実は指導も難しいところで,教えてあげられるのは,「どこに着目して読むべきか,つなぎ言葉に注意して前後の関係をつかむ」など,読書をする子にとっては当たり前のことばかりです。

中高生になったときに,国語(現代文)の勉強に多くの時間をさかなくて済むよう,時間のある小学生のうちに読書習慣をつけ,できれば「読書大好き!」な子になっておきたいですね。



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最終更新日 : 2020-01-28

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