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学研 牧の台教室

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2018-06-09 (Sat)  09:26

算数にも国語力は必要です

4年生,折れ線グラフの学習です。

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視覚的に捉えられるので,比較的スムーズに進む単元で,実際1枚5分もかからずに終えるお子さんもいます。
少し前までわり算の筆算に苦しんでいた4年生にとっては,少し息抜きのできる単元であるとも言えます。

が反面,この単元でスムーズに進まないお子さんもいます。
その子たちがどこでつまづいているのかと言うと,「上がり方(下がり方)が大きい(小さい)」「変化が大きい(小さい)」などの言葉です。
算数においても,国語の読解力・語彙力がいかに必要であるかが,お分かりいただけると思います。

計算はできても,文章題が解けない・説明の意味が分からないお子さんは,ただ文字を読んでいるだけで,読んだ内容が頭の中でイメージできていないのが見てとれます。
その場合は,ゆっくり区切りながら読ませたり,読んだことを絵や図でかかせたり,そろばん・おはじきなどの教具を使って私がお手伝いしますが,いつまでもお手伝いできるわけではありませんし,4年生ともなると,ある程度の自立が必要です。
普段からお伝えしているように,ぜひ読書を通して,読解力・イメージ力などの目に見えない力を育んでほしいと思います。

※ただし,「読書量が多い→国語の読解問題が得意」にはつながりません。
国語の読解問題を正しく答えるには,ある程度の技術が必要だからです。
それを,教室の国語の学習で指導しています!

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最終更新日 : 2018-06-09

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