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2021-10-23 (Sat)  12:23

中学生 国語の勉強の仕方

練習問題を積めば点数が取れる数学や,とにかく暗記をすれば点数が取れる社会等と違い,なかなか勉強が点数に結びつかなかったり,安定しないのが国語です。
今回の中間テストでも,300人中,90点以上をとったのは10人ほどでした。他の科目に比べて,圧倒的に少ないです。

定期テストで出題される題材は,教科書で扱われているものです。にもかかわらず点数が取りにくい理由は,その題材について,どのような問われ方をされるかが分からないこと(ワーク等をこなすことによって,ある程度推測することはできますが),また記述式の問題では,正答が必ずしも一つではないからです。

ということは,逆にやればやるほど点数が取れる,漢字・文法問題をまずは徹底的にやればいいのです。
そして漢字・文法の学習効果は,意外に国語のその他の読解問題や他の教科にも表れます。恐らく漢字を学習することで語彙が増え,文法を学習することで日本語に対する理解が深まるからだと思います。
なので,まずは漢字・文法を侮らず,きちんと学習しましょう。

そのうえで,もちろん読解問題についても対策をします。これについては,教室で用いている「教科書対応ワーク」を使います。
教科書対応ワークの中身は下のようになっています。

IMG_20211023_0001.jpg
IMG_20211023_0002.jpg

このように,教科書に出てくる題材について,様々な形で問うています。
もちろん,「テストにばっちりこの問題が出る!」とは言えないのが国語の難しいところです。ですが,このワークをこなすことで息子は安定した点数が取れています。その理由を以下のように分析しました。

①ワークの問題を数多く解いているうちに,教科書の題材を深く学ぶことができる。
②問題を解くうちに,どのような問われ方をするか予測することができ,違う問われ方をしても対応することができる。
③問題を解いたあと,自分できちんと答え合わせをすることで,正しい答え方を習得することができる。

以上に書いたことは定期テストに対する勉強法ですが,このように,漢字・文法・ワークによる読解問題をこなすことで,実力テストや入試にも対応できるのではないかと思います。

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最終更新日 : 2021-10-23

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