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学研 牧の台教室

読む力・考える力⇒伸びる学力

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2021-09-10 (Fri)  21:04

子どもの語彙力を伸ばすには?

人は自分が知っている言葉の範囲で思考や理解をするため,語彙力は学力にも大きな影響を与えます。
ある研究では小学校入学前の6歳の子どもであっても,その語彙力は2歳レベルから11歳レベルまでと子どもによって大きな開きがあったといいます。
当教室の生徒さんも,語彙力の差によって文章を読む速度や理解度が全然違うため,学習進度にも差が出ています。

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上の絵は「語彙力が低いと,話が理解できない」となっていますが,同時に「書いてあることはさらに理解できない」ので,学研教室のような自学自習用教材を学年相当に進めていくのは難しいです。そのため,勉強に対して消極的になるお子さんも,実際たくさん見てきました。

それでは、語彙力の高い子どもの親は具体的にどのような言動をしているのか、それにはいくつかの共通点があります。以下では、その共通点をもとに、子どもの語彙力を高めるためにできる5つの方法をご紹介します(『子育てベスト100──「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』。より)

①親子でたくさん会話する
 東北大学の川島隆太教授らの研究によれば、親子でさまざまな内容の会話を多くもっていると、子どもの言語機能に関わる脳の領域が良好に発達することがわかってきました。 また、ベネッセコーポレーションが2016年に行なった語彙調査では、高校生、大学生、社会人とも、身近な人と「話す」頻度が高いほど、語彙力が高い傾向が見られました。 とくに親、祖父母や親戚、学校の先生といった年齢差のある人と話す頻度が高いほど、語彙力が高くなっています。 世代を超えた会話は、子ども同士では出合うことのない新しい語彙を増やし、表現力を伸ばします。

②親はすぐに返事をする
 子どもの言語獲得に詳しい玉川大学の佐藤久美子名誉教授が、小学校入学直前の年長児約200人を対象に語彙力を調査したところ、応答のタイミングが早い親の子どもは語彙力が高く、発話量が多くなることがわかりました。

③親は「聞き役」になる
 佐藤氏の調査では、親の話す時間が短いほど、子どもが話す機会が増えることもわかりました。つまり、親が「聞き役」になるということです。子どもの言葉に対して親が長い返事を返してしまうと、子どもは次の一言が出にくくなります。短い返事をたくさん返せば、子どもはたくさん話すようになります。

④本、新聞、マンガに触れる
 語彙を増やすには「書く」ことも効果的ですが、オランダ・ライデン大学のスザンナ・モル准教授らが、未就学児(3歳〜)から大学院生までの読書量と語彙力の関係について調べたところ、読書量が多いほど語彙力が高いことがわかったといいます。 語彙量がいちばん多いメディアが本や新聞、次に雑誌、マンガです。家族が集まる食卓やリビングに、新聞や雑誌、本を置いておき、目に入る語彙を増やします。

⑤リビングに辞書を置く
 ベネッセの調査によると、高校生、大学生とも「わからない言葉に出合ったら、そのままにせずに調べようとする」と回答した人は、語彙力が高い傾向が見られました。「〇〇ってどういう意味?」と聞かれるごとに、「調べてみようか」と言って親子で一緒に調べることで、辞書を引く習慣をつけます。 いつも手近なところに辞書があれば、調べる習慣が身につきやすくなります。

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最終更新日 : 2021-09-10

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