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学研 牧の台教室

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2020-01-23 (Thu)  10:39

国語の4技能「話聞書読(わもんしょどく)」の重要性

いつも申し上げていますが,「国語力」はすべての教科において必要であるばかりか,大人になり社会で円滑に生きていく上でも非常に重要なものです。これはもちろん,保護者の皆さまも実感されていることだと思います。

話聞書読(わもんしょどく)」は造語ですが,これらをバランスよく鍛錬することが大切だと考えます。
「話す・聞く・書く・読む」この国語の4技能の足腰,いわば体幹を鍛えていくことが,特に小学校段階では大切です。

読む」は,子ども達が情報をきちんと受け止め,それを読み解くということです。
何を言わんとしているのか,筋道が通っているか,根拠がやや弱いのではないだろうか,といったように,情報にしっかり向き合って,熟考し,判断し,行動できるようになることが重要なのです。
うわべだけの情報に流され,真偽を確かめもせず鵜呑みにしてしまうことがないように,社会にあふれるたくさんの情報から,必要なものと不必要なもの,正しいものと疑わしいものを自分でしっかり熟考し判断できる。そして行動できる子どもたちを育てていくことが必要です。

「読む」と同様に「書く」ことも非常に大切です。
なぜかというと,人間は頭の中でたくさんのことを考え,想像し,判断しているのですが,それは外からは見えません。
そうした「内言」を「外化」して,認識し共有できるようにすることが「書く」ということです。
「こうかな?違うかな。多分こうかな。」などと頭の中でさまざまにうごめいていく「内言」を,「書く」ことによって「外化」し,整理していくことができるわけです。
これを書いている私自身も,普段考えていることをこうしてブログの記事にすることによって,自分の考えを整理しているのです。

(「読む」の強化,「書く」の強化 へ続きます)





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最終更新日 : 2020-01-23

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