学研　牧の台教室

勉強法がいちばん難しい（と思われている）のが国語かも知れません。
中学国語は大きく，「現代文の読解・古典・文法・漢字や語彙」に分かれます。
その中で，恐らく子どもたちがいちばん苦手で勉強しづらいと思っているのは「読解」だと思います。
ですが，ありがたいことに読解問題のほとんどの答えは問題文（題材）の中にあります。

ただ，もちろん入試も含めテストに出る題材は初めて読む文章ですので，それをいかに速く正確に読めるかがポイントになります。
その対策は，私は読書習慣しかないのでは・・・と思います。
もちろん，読解問題の答え方にはいくつかコツがありますので，それは問題をこなすことで慣れていく必要はあります。
ですが，小さい頃から読書習慣があって，学校の教科書レベルの文章ならスラスラ読めるお子さんなら，国語は恐るるに足らず。
逆に，本を読む習慣がない，音読がたどたどしい（語彙力のないお子さんは，変なところで文を切ります。意味が分かっていないからです。）というお子さんの場合は，早急に読書量を増やすことをお勧めします。

また，国語の中で安定して点数が取りやすい（勉強しやすい）のは，「古典・文法・漢字」です。
文法は国語の基礎ですので，息子を含め，教室に通われているお子さんには，学研教材の文法問題集にみっちり取り組んでもらっています。
古典は，学校で習った題材（古文なら「竹取物語」，漢文なら「矛盾」等）なら読めるけど，見たことのない文が出てきたら全く読めないし意味が分からない・・・という人が多いでしょう。
そのような人にお勧めの問題集がこれです。↓




初見の古典でも読めるよう，しっかりと解説してくれています。

このように，まとまった勉強法・正しい勉強法が分かりづらい国語ではありますが，
・読書→読解問題演習
・文法
・古典
・漢字
にそれぞれ的をしぼれば，勉強しやすいと思います。